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2024年 クリスマス集会

2024年12月19日

2024年 クリスマス集会

最も低くなられた救い主

クリスマスは、イエス・キリストの御降誕です。あえて「降誕」と呼ぶのは、いと高き所から最も低い所に下って来てくださったからです。イエス・キリストは、小さな村の家畜小屋でお生まれになりました。そして、イスラエルで最も辺境のナザレで大工として育ちました。それは、イスラエル人のメシヤ(救い主)観としては、あり得ない事でした。それでもそこまで低くなられたのは、最も低く苦しい立場をご自分で経験されるためでした。だから、私たちの痛み、苦しみ、生活苦を自分事として理解してくださる。そのために神が低く降られたのがクリスマスなのです。この救い主のご降誕を一緒に祝いませんか。

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クリスマス集会案内チラシ

ほんとうのクリスマスを教会で…

「イエスは、自ら試みを受けて苦しまれたからこそ、試みられている者たちを助けることができるのです。」

今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。
この方こそ主キリストです。
あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。
それが、あなたがたのためのしるしです。」
ー 聖書 ー

 

12月24日(日)

クリスマス礼拝
午前11:00~12:00
クリスマスの讃美を歌い、聖書からメッセージを聞き、キリストの降誕を祝います。
クリスマス祝会
午後1:30~3:00

  • 軽食
  • クリスマス讃美
  • 人形劇「家畜小屋でお生まれになった救い主」
  • 聖書からのクリスマスメッセージ。

ライブ配信はこちらから

 
みことばと讃美のキャンドルサービス
午後 8:00~9:30 

  • クリスマスの箇所の聖書朗読とクリスマスキャロルで、静かにクリスマス・イヴを祝います。

※どの集会も参加費無料です。

神が最も低くなってくださったクリスマス
――あらゆる痛みと弱さを経験された救い主―

家畜小屋でお生まれになった救い主

今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。
この方こそ主キリストです。
あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。
それが、あなたがたのためのしるしです。」       - 聖書 -

今も世界中でクリスマスが祝われています。しかし、当初のクリスマスは、少数派であり、素朴なものでした。とくに最初のクリスマスを祝ったのは、貧しい羊飼いたちと東方の博士たちだけであり、しかもその場所はむさ苦しい家畜小屋でした。しかし、そこにこそ二千年以上も祝われ続ける喜びの源がありました。その一つは、救い主が最も低い所で生まれてくださったことです。

イスラエル人の期待とは真逆の姿

実は、救い主が家畜小屋で生まれるというのは、多くのイスラエル人にとってあり得ない事でした。彼らは、自分たちを支配するローマに対抗するための、政治的、軍事的に強力な人物像を救い主に求めていたからです。ところが実際には、彼らの理想とはほど遠い、小さく、弱い姿で降誕された。それが、最初のクリスマスだったのです。

低く降られたからこそ最も力ある救い主

ころがここにこそ神の深い意図がありました。その一つは、救い主に人間のもっとも低く、つらく、孤独で苦しい経験を、複雑な人間関係のただ中で経験させることでした。どれ程力を持っていても、高い安全圏から見下ろしている人には、困難の渦中にある人の事情も気持ちも、実際的課題も見えて来ません。神は、人の心の中もご存じです。しかし、敢えて同じ弱い肉体を持ち、しがらみだらけの人間関係のただ中に、しかもその最も低い所に降ってきてくださったのです。だからこそ、イエス・キリストは、私たちの事情や悩み、実際的課題を単なる知識ではなく、自分事として経験的に理解することが出来るのです。だからこそ私たちを最も理解し、助言し、助けることの出来る方なのです。
クリスマスは、この救い主の御降誕をお祝いする喜びの日です。是非、この救い主の御降誕をご一緒に教会でお祝いしませんか。