ほんとうのクリスマスを教会で…
ひとりのみどりごが
私たちのために生まれる。
ひとりの男の子が私たちに
与えられる。
主権はその肩にあり、
その名は「不思議な助言者、力ある神、
永遠の父、平和の君」と呼ばれる。
ー 聖書 ー
12月20日(日)
- クリスマス礼拝
- 午前11:00~12:00
クリスマスの讃美を歌い、聖書からメッセージを聞き、キリストの降誕を祝います。
ライブ配信はこちらから
- クリスマス祝会
- 午後1:30~3:00
(日曜学校の子どもたちの発表)
ライブ配信はこちらから
- クリスマス子ども会
- 午前 9:30~10:30
クリスマスの讃美、お話、クリスマスの工作などをします。
※どの集会も参加費無料です。
クリスマスは暗やみに輝く希望の光
今年のクリスマスは、コロナ禍で思うように楽しめない……。けれども、最初のクリスマスは、むしろ何もない家畜小屋で祝われました。ローマ帝国の支配の象徴である住民登録のまっただ中。幼子を身ごもり、登録のために故郷への移動に時間を要したマリアの出産のために場所を空ける宿屋はありませんでした。そのような中で、救い主がお生まれになったのです。
今年は、会食などの用意もありません。本当に素朴な礼拝です。けれども、だからこそ本当のクリスマスの喜びに目を留め、ともにお祝いしませんか。
クリスマスの私たちへのメッセージ
救い主の降誕は闇を照らす世の光
闇の中を歩んでいた民に
「闇の中を歩んでいた民は大きな光を見る。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が輝く。」- 聖書 -
現代のクリスマスは、イルミネーションもきらびやかに、ご馳走や、楽しみでいっぱいが普通かもしれません。けれども、最初のクリスマスはまったく違いました。誰も見向きもしない、貧しく、素朴な場所でひっそりと祝われました。しかし、そこには日々重くのしかかる問題をはるかに凌駕する大きな喜びがありました。
救い主がお生まれになった時、それはローマ皇帝アウグストゥスから発せられた住民登録の最中でした。ローマ帝国は、自分が支配した属国の人口を調査、管理することで、税をかけ、支配をより強固なものにしようとしていました。イスラエルにとっては、ローマの圧政のもとにあることを否応なしに思い知らされる時でした。
この住民登録のため、当時、大勢の人が実家に帰り、そのために宿屋はごったがえしていました。救い主を胎に宿したマリアは、実家への移動に時間がかかりました。そのため、マリアとヨセフのために場所を提供する宿屋は一軒もありません。辛うじてとれた場所が、家畜小屋だったのです。その家畜小屋の中で救い主はお生まれになりました。他民族による支配、妊婦という弱さのゆえに受ける理不尽な扱い。けれども、その家畜小屋こそ、救い主がお生まれになった場所だったのです。神がお選びになった、最も希望ある、平和と祝福の場所となったのです。
クリスマスを最初に祝った羊飼い
マリアとヨセフの他に、第三者として最初にクリスマスを祝ったのは、羊飼いでした。当時の羊飼いは、一般の人から蔑まれる職業でした。羊から目を離すことができないため、野宿で夜番もしましたし、好きな時間に、好きなことをする自由もありませんでした。けれども、救い主誕生の知らせは、その貧しい羊飼いに最初に告げられたのです。何もない暗い野原で野宿をしていた彼らに、神は御使いの栄光をお見せになり、天からの讃美を聞かせました。多くのイスラエル人がいる中で、まずしく闇の中に座っていた彼らに、神は希望と栄光の光をお見せになったのです。
羊飼いたちは、御使いが告げた希望の知らせによって、喜びました。まだ何も持っていない、力もない、幼子の救い主を見て喜んだのです。翌日から、今までと変わらない厳しい仕事が待っているにも関わらず、彼らは喜べたのです。クリスマスの喜びは、何もなく、先の見えない日常でも、人に朽ちない喜びと生きる力を与えます。
あなたも、コロナ禍の中だからこそ、このようなクリスマスをともに祝いませんか。
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